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総説執筆奮闘記(その3)

現在の原稿の完成度は70%程度だと思われる。

 

本日、予定していたすべての論文(250本程)を無事に読み終わり、原稿の初稿はひとまず完成した。原稿は日本語で書いているが、すでに2万字を越えている。これから文章の推敲と、見落とした文献探しに入る。あと、生態学と魚類学関係のテキストや近年出版された本等を読み、用語の使い方や気付かなかった研究観点等を検討していく。最後に思い出したが、生物的環境要因の中に「寄生」という項目を入れてなかった。う~ん、水路の魚類の寄生虫!?・・要検討。

 

最後に読んだ論文がいい思い出になった。あんまり引用されているところを見ない論文なので侮っていたが、なんと、水路の71.3kmの範囲に780もの調査区間を設け、すべての区間で水路環境を調べ、メダカの生息個体数を数えている(しかも夏と冬に1回ずつ、計2回も)。解析に最新の手法を用いていないのが少し残念だが、調査に注いだエネルギーに敬服します。

 

これです↓

 

上月 康則, 佐藤 陽一, 村上 仁士, 西岡 健太郎, 倉田 健悟, 佐良 家康, 福田 守 (2000) 都市近郊用水路網におけるメダカの生息環境要因に関する研究. 環境システム研究論文集, 28:313-320(都市近郊用水路網におけるメダカの生息環境要因に関する研究

 

取り合えず総説の初稿が出来たが、奇しくも今日は僕の誕生日であり、30歳になった。無事にこの総説が出版されたら、いい思い出になりそう。