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思索2(2016-11-20) これまでの自分の歩み

分野の違いがボンヤリと整理出来てきたので、これまでの自分の研究の歩みを整理してみたい。

 

僕が学部のときに所属していたのは、地域とのつながりをウリにしている地方大学であり、そこの農業系の学科であった。僕が学部の時に取り組んでいた研究は、「地域生態保全学」とでも名付けられそうなものであり、「学術研究」よりも「地域の自然環境の保全」を目指していた。地域活動は、まず場所ありきであることが多い。つまり、保全活動を行う地域は、何らかの理由(保全に熱心だったり、すでにコネがあったり・・)であらかじめ決まっていることが多い。そこでの生物保全「活動」の一環としてデータを取り、それがやがて研究として成長していく。そのような研究は、論文として出版するだけでなく、地域の人達に紹介したり、地域活動に役立てていくことになる。


修士では大学・研究室を変え、基礎生態学を専攻した。これ以降、僕の専門は生態学で固まったと思う。しかし、やがて僕の中で、水路の生物の保全と、基礎生態学の学術的研究という二つの方向性が乖離し、葛藤し始める。(まぁ、今思えば何というか、焦らなくても良かったとは思うが・・)

 

博士課程ではまた地方大学に戻り、水路における生物保全保全生物学)を目指して、生態学に機軸を置きながら、農業農村工学と社会科学の二つを吸収し、これらの分野の研究者と連携しながら研究していくことになる。

 

ちなみに、今僕がいる研究室は農業農村工学系の研究室である。

 

このように整理すると、今後の自分の方向性が見えてくる。一人で全部やるのは無理だし、僕は自分の立ち位置を「生態学」と明確にして、まず何よりも生態学を磨くべきだろうなぁ。その上で、農業農村工学や社会科学等の研究者と連携して、保全を目指して研究していくべきだと思う。