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独り言(2017-2-19) 世渡り

・人間関係の戦いは、戦わずして勝つことを心掛けなくてはいけない。人間関係の理想的な「勝ち」は、相手が気に入って味方になってくれることだと思う。あからさまに対立して真正面から戦ってたら、どちらも消耗する。こういう考えの源泉は、『孫子』の兵法か。僕は大学に入ってから色んなものと戦ってきたが、まっすぐ過ぎるのかもしれない。たぶんもっとずるい方が上手くいく。吉田松陰が平常、感情的にならずに落ち着いて人を説得することを心掛けていたことを思い出す。人間関係は、まっすぐに矢のように飛んでいては上手くいかない。結果として衝突するだけで、状況は自分に不利になっていく。『菜根譚』にあるように、潔白すぎて社会から突き出ていては、世渡りができない。世間の垢も泥も包み込んでいなくてはいけない。

 

・「古の学者は己の為めにし、今の学者は人の為にす」『論語』。古典の知識は「私、教養あります」アピールのため(=人の為にす)ではない。自分の修身のため(=己の為めにす)にするもの。日頃から勉強していて、必要な時に言葉が自然と出てくるようにすることが大切。自分で自分に言って聞かせるものだと思う。